news お知らせ

2023.08.03

落雷等による被害にあった方へ

2023年も突発的な激しい雨や落雷などが発生し、たくさんの被害が出ていると報告をいただいております。
そこで、事前対策をするにあたってのヒント、被害に遭ってしまった場合の考え方、NTTなどの通信会社への連絡方法などについて記載しますので、正しい対応をお願いいたします。

事前対策について

・雷サージプロテクタを導入することを必須にすることで、被害を抑えることができます。
UPSにもサージが内蔵されているものが殆どですが、性能は各メーカーに確認した方が確実です。
では、雷サージプロテクタを導入すれば安心かと言いますと、そうではありません。落雷による被害を抑えられたとしても、瞬停やブレーカーが落ちるなど、電子機器に影響を与える事象が発生する場合があります。
例えばパソコンでファイルを開いている際に電源が落ちると、開いているファイル自体が破損して開けなくなる場合があります。
そのような時、UPSがあれば電源バックアップにより被害を防ぐ環境を作ることができます。

・LAN回線や電話線を通じて落雷の影響を受ける場合がありますので、専用のサージを導入する方法があります。

事後の作業について

・パソコンの電源が入らない、といった場合も、すぐに「データを失った」「HDDが壊れた」と判断しないでください。
データを救出できる場合も多くあります。パソコン内からストレージ(HDD・SSD)を取り外し、外付けストレージとして他のパソコンで確認することができます。
また、上記方法で確認できない場合で、ハード的な損傷(HDD内部が正常に動作しないなど)を受けた場合でも、データ復旧サービスを専門とする業者によって、データを救出できる場合があります。そのことを踏まえ、パソコンからHDDを取り外す場合は、できるだけ静かに、HDD内部のディスクにキズが付かないように作業を行なってください。

NTT等への連絡について

・NTT等の通信事業者(以下、通信事業者)に故障などの相談をする際は、できるだけ早く連絡を入れてください。特に落雷などによって被害対象者が多い場合、対応が遅くなる場合があります。また、最近ではドコモ光、auひかりなどのサービスを利用するユーザーも増えていますので、ご利用になられている通信事業者様に連絡を取るようにしてください。

ご参考:NTT 故障受付 0120-444-113
電話が混んでいる場合で、携帯電話からかけた場合は、ショートメッセージで故障受付をするよう案内されます。
ご自分では判断がつかない、受付に登録する情報が分からないといった場合もあるかと思いますので、普段からご自身が利用されている通信事業者の連絡先や故障受付の方法を確認し、対策を取っておくことをお勧めします。

 

弊社の対応について

弊社では、主に法人様を対象として、ITに関する保守サービスを行なっております。
保守契約をされたお客様のパソコン・セキュリティ導入状況、ネットワーク環境など、事前に確認・把握させていただきますので、万が一の急なトラブル時でも、安心して対応を任せていただけます。
ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。